オイルの役割と付けるタイミング | 大人の女性のカットカラー専門 SIARE

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オイルの役割と付けるタイミング

お客様に良くされる質問の一つに「オイルはいつつければいいの?」というものがあります。

オイルをつけるタイミングと、そもそもオイルとは何なのか、なぜつけるのかをまとめました。

オイルをつけるタイミング

結論から言うといつつけても大丈夫です。そもそも髪の毛は生まれながらに水分と油分を含んでいて、両方とも髪がダメージを受けると外に流れ出てしまいます。そこで外部からオイルを付けることにより油分の補充とコーティングによる水分の流出を防ぎます。

本来人間は頭皮から皮脂が分泌され、自然に髪の艶が出るものなのですが、現代人は毎日シャンプーをするので毛先に行くにしたがって(特にロングヘアの方は)油分が不足しがちになります。

ここでどのくらいつけるかとか、つけすぎるとベタベタになるとか子供でも分かるようなことは書きません(笑)オイルの種類や髪の長さ、状態でご自身で判断してお使いください。後述しますが私が仕上げに使っているオイルはショートの方でいつも1プッシュです。乾いた後につけるオイルは艶と質感を出すために有用です。スタイリング力がないオイルのほうがお客様が普段再現しやすいと思うのでつけるようにしています。お風呂上がりの髪が濡れてる状態につけると油分が伸びて満遍なくいきわたるのでおすすめです。ハンドクリームやリップクリームがつけるタイミングが自由なようにオイルも気になる時につければOKです。

トップがブリーチのツートンカラー

オイルを頻繁につければ、髪がきれいになっていく?

よく「補修成分配合」とか「髪の内部まで浸透し修復」とかオイルの広告で言ってますよね。ではオイルを頻繁に使い続ければ、髪がきれいになっていくのでしょうか?

ここで、当店で使っているオイルの成分を見ていきましょう。

上からシクロメチコン・ジメチコン・(飛ばして)ジメチコノール

これらはシリコンですね。シャンプーやトリートメントにもよく使われるやつです。

髪をコーティングする役割を持ちます。

その他、ごちゃごちゃした名前のやつは合成された油とコメヌカ油です。油分です。それに続いて・・

加水分解ケラチン

このオイルの中で、唯一補修成分と言っていいのがこの加水分解ケラチンです。動物の毛などを分解して髪に浸透しやすいよう分子を小さくしたものです。ヘアケア製品にはとてもよく入っています。髪の毛はほぼケラチンでできていますのでダメージによって流れ出たケラチンを補充してくれます。

ただ・・・

AIに聞いてみました(笑)

加水分解ケラチンで髪の補修は本当にできると言っていいの?

以下Grok君

結論から言うと、補修はできると言えるが、完全な修復・再生とは言えない。

科学的に何が起きているか

髪の主成分はケラチン(タンパク質)です。ダメージを受けるとキューティクルが剥がれたり、内部のコルテックスに空洞ができたりします。加水分解ケラチンはケラチンを小さく分解したペプチドやアミノ酸の混合物です。ダメージに吸着し、ある程度内部に浸透します。その結果、以下のような効果が複数の研究で確認されています。

  • 引張強度の向上(切れにくくなる)
  • 弾力の改善
  • 表面の凹凸を埋めることによる艶、滑らかさの向上
  • 切れ毛の減少

限界(ここが重要)

1 髪は死んだ組織

頭皮から出た髪は代謝がなく、自己修復能力がありません。生きている細胞のように再生することは不可能です。

2 効果は一時的

吸着・浸透した加水分解ケラチンはシャンプーを繰り返すうちに徐々に流出します。継続的に使わないと効果は維持されません。

3 枝毛は治らない

すでに裂けた毛先をくっつけることはできません。切るしかありません。

つまり加水分解ケラチンで髪の補修は本当にできると言って問題ないです。ただし、広告でよく見かける髪が生き返る完全修復といった表現は誇張です。

ここまで

これは、オイルに限らず全てのヘアケア製品に言えることですが、傷んだ髪をもとに戻すことは現時点でできません。「補修」と言っても、かなり限定的、一時的です。というのも、加水分解ケラチンは髪の内部に入ることはできても、くっつくことができません。つまり、すぐ流れて出て行ってしまうのです。

なので頻繁にやっても結果は変わらない。どころか、髪のコーティングを強固にやりすぎるとカラーやパーマによる髪の内部の悪い残留物質が排出されず、かえって髪が傷むこともあります。

ヘアケアは正しく、ほどほどに

聡明な読者ならお気づきかもしれませんが、このオイルのほとんどがシリコンです(配分量は多い順に表記される)

補修能力はまあ無いですね(笑)最初に述べた油分の補充とコーティングによる水分の流出防止の役割を果たして、それ以上でも以下でもないです。(手触りを良くすることで摩擦から髪を守るのと日焼け止めの役割少々)

中には「○○から取り寄せた100パーセント椿オイルを使ってるんだけど」と若干ドヤられる方もいらっしゃるのですが、ここまで読んだ方なら「だから何?」と言いたくなる気持ちがわかっていただけるかもしれません(笑)

油分を補給する役割ができるなら何でもいいと思います。(天然のものはべたつきやすくて使いづらいと思うけど)

「1日3回必ずつけてください。そうすれば効果が出ます。」みたいな適当言う美容師もいます(笑)補修効果もないのに何がどう結果になるのか(笑)誰が何と言おうとオイルに修復効果なんて見込めません。正しい知識を付けてほどほどな距離感を保ってヘアケアを続けましょう。

初めての方はこちらをご覧ください。